今日は床板についてです。
当社では無垢の板を床材におすすめしています。
どちらの写真も、15年位経った床材です。
白いタイル調は一般的な建材フロアと呼ばれるもの。
結構ハードに使用したみたいで、表面のコーティングとシートが剥がれ、下地が見えてきてます。
一方、無垢の杉板は、日焼けもして、杉の赤白がぼやっと揃ってきてます。
表面はもちろん傷だらけ。
でも、同じ傷だらけでも、両者の違いは、一目瞭然ですよね(^^)
最近はバリアフリーが当たり前になり敷居と床の段差が少ないため
既存床の上に新しい床材を貼る工法が使えず、床をリフォームすることは、金額的にもハードルが高くなってしまいます。それは最初に無垢の床板を貼ることでそのリスクを低減することができます。
無垢の板は建材フロアに比べ
・傷がつきやすい
・汚れやすい
・節の無いものは高価
・天然なので色味が揃いにくい
・反る
・仕上塗装が必要
・経年変化(味)がある
・足触りがいい
・調湿効果がある、ベチャっとしない
・長持ちする 対応年数が長い
・木の匂いがする
・暖かい、
といったように一長一短ありますが、工業製品である建材フロアは
仕上がったときが、一番きれいで、あとは、劣化していくのみ。
自然素材の板は、そこに住む人の生活が床に刻まれ
経年変化と共に味がでて、雰囲気が良くなって行きます。
特に杉の床板は足触りがとてもよく、夏涼しく、冬暖かい最高の床板です。
皆さんはどちらの床板を選択しますか?
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