年末大掃除に頭を悩ませる時期になりました。 当社で施工した漆喰壁の掃除の仕方をお伝えしたいと思います。
漆喰自体は静電気を帯びませんので、クロスの壁のような静電気による壁の黒ずみはほとんど無いでしょう。 でも、空気の循環によって巻き上げられた埃やクモの巣などはどうしても溜まってしまいます。 埃の溜まり具合は、漆喰の仕上げに左右され、特にでこぼこした仕上(当社ではウェーブ仕上など)は、押えの仕上より溜まりやすいです。
〔埃の払い方〕 準備するのは、ホームセンターなど簡単に手に入れることができる「天井はらい棕櫚ほうき」です。
天井用なので高いところにも届くように柄が伸縮できるので女性でも楽々とお掃除ができます。 こすり落とそうとせず、軽ーくなでる程度で十分に埃は落ちてきますので、強く力を入れないようにしてください。ウェーブ仕上の壁は、多少細かい漆喰が落ちますが、上に浮いているものが落ちる程度ですので気になさらなくても結構です。
ここで注意していただきたいのは、箒の素材が棕櫚などの天然素材であることです。
ビーニール製の箒は、使っているうちに静電気なので汚れ付きやすく、汚れた箒で壁を掃除すると余計に汚れてしまいます。 汚れてしまうとかなり目立ってしまい大変です。(筆者も一度大失敗しています) 是非、棕櫚のほうきでお掃除してくださいね。
それでは埃を払ってすっきりとしたお部屋で新年をスタートしましょう!
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