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漆喰の消臭効果について

更新日:2020年4月12日

ヨーロッパを中心に感染が止まらないようで

日本は、自粛ムードの中感染拡大を抑えられているのでしょうか?


今回は漆喰の消臭効果についてお話ししてみたいと思います。

漆喰には消臭効果があります。


お客さんからも、

*焼き肉やお鍋をしても翌朝には臭いが消えている

*新築時にも新築臭が全然しない

*玄関の子供たちの靴などの臭いもましになった

*たばこの臭いも少しましな気がする

*キッチンの生ごみの臭いなども気にならない

*でも木の臭いは残ってる

などなど、実際に住んでみて、今まで気になってた臭いがしなくなったと

喜びの声が届きます。



実際、私の妻も臭いにはかなり敏感で

つわりの時は家に帰ると、

3秒で気分が悪くなりトイレに直行といった具合で

当時新築の賃貸アパートに住んでいたのですが、

玄関キッチンリビングと仕切りのない空間で

いろんな臭いが混じり気分が悪くなるといった状態でした。

あまりに見かねて実家の漆喰塗りの家に避難すると

不思議なくらいつわりが治まり、驚いたことを思い出します

そのままアパートも引き払い、今の住まいに落ち付きました(笑)


ではなぜ漆喰には消臭効果があるのでしょうか

漆喰を顕微鏡で見ると多孔質になっています。

この多孔質な穴に臭いを伴う水蒸気を吸ったり吐いたりすることで

消臭効果があるとされています。


一方、臭いには酸性の臭いとアルカリ性の臭いがあるのはご存じでしょうか?


酸性臭は、体臭やキッチン廻りから発生しやすいとされていて

汗 皮脂 加齢臭 湯垢 手垢 生ごみ 排水溝 ホルムアルデヒド など


アルカリ臭は水廻りや焼き肉トイレ洗面などからよく発生しています。

焼き肉 タバコ 尿石 水垢 石鹸カス 錆び 木の臭い



消臭とは他の強い臭いでごまかすのではなく、

中和させることで臭わなくすることです。

前回お話ししたように、漆喰は強アルカリ性です。

特に酸性の臭いに対しては効果を発揮してくれます。


タバコなどのアルカリ臭については中和反応はしないですが、

多孔質なので通常の壁紙より臭いは薄れるようです。

ちなみに漆喰は静電気を帯びないのでたばこのヤニなども付きにくいです。


木の臭いはアルカリ臭ですが、柱などずっとそこにあり、臭いを出し続けているので

中和されず、にいいにおいが残るというわけですね。 素晴らしい(^▽^)/


それから、空気中の有害な物質(ホルムアルデヒド)も酸性物質で

水蒸気を含んだアルカリ粒子に触れると中和され分解されるそうです。




酸性臭のする玄関やキッチン リビング 子供部屋 寝室 収納 は漆喰が最適

アルカリ臭のする トイレや洗面所 リビングも一定の消臭効果が期待できるので 


漆喰がお薦めです(^▽^)/ ・・・家の中全部やん(笑)(笑)



【注】あくまでも漆喰の特性上の副産物的な話なので、

   漆喰塗れば臭いが消えるわけではありません(^_^;)

   個人差もありますので、気になりにくい、ましになった、

   くらいの感覚で思っていてください。


補足

酸性の臭いには 石鹸+重曹が

アルカリ臭には クエン酸+酢 が効くそうです。

一度試してみてください。




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