第三の皮膚という言葉をご存じでしょうか?
環境問題の先進国ドイツでは
「部屋の空気」をそう呼ぶそうです。
空気は衣服や石けんと同じように、
直接皮膚に触れます
その為、空気の安全性に注意を払うことは当然!
という考えに基づいているからです。
部屋の空気の安全性は、
大きく分けて3つの仕上げ材が影響します
「床材」「壁材」「天井材」
これらの仕上げ材の性能により安全性は変わると考えます。
ではどういう機能・性能が求められると思いますか?
一番大事な性能それは
「人間に一番近い素材」だと私は考えています。
人は呼吸します、体温を調整します、汗もかきます
例えばサランラップを体に巻き付けると
呼吸ができず息苦しくなりますよね、
これと同じことがビニルクロスなどの人工的な材料でも起こるというわけです。
もともと生きていた木材のような自然素材には
調湿作用があり、結露しない、湿気が抜ける等の特性があり
それは、生きていくために必要なことで
遺伝子的にそういう細胞で出来ているから、
だから人間に一番近い素材と言えるのではないでしょうか
漆喰も自然のサイクルで生きています。
石灰岩を加熱することで生石灰となり水を加えることで消石灰となる
それにフノリや麻スサを加えることで漆喰となります
空気中の二酸化炭素を吸い込み乾燥が進むことにより
もとのの石灰岩へと硬化していきます。
私たちは「第三の皮膚」をより安全に
人間の本能、意識していない心理的な観点からも
「気持ちいい」部屋の空気を作るため
・床材は 無垢の木材 傷が付きやすいが、柔らかい木を使うことで、
肌触りは最高、調湿効果もUP
・壁材は 漆喰もしくは無垢の木材や和紙
・天井材は 漆喰もしくは無垢の木材や和紙
などを推奨しているわけです。
少しでも安全な第3の皮膚をまとえる、快適な暮らしを届けていきたいです。
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